ゴール達成までの継続サポート

法人財務と個人資産の改善と最適化ができたら、次は継続的なサポートの段階に移っていきます。

※実際には改善・最適化と継続的なサポートは並行して進んでいくことになりますが、ここではわかりやすいように分けて説明をしています

継続サポートでは、最初に設定したゴール設定に向かって正しい方向、正しいペースで進むことができているのかを確認していき、必要に応じたアドバイスや実行支援を行っていきます。

いわば、山頂に辿り着くまでの道のりをサポートするガイドのような存在として、一緒に伴走をしていくようなイメージです。

計画立案(Plan)、実行(Do)、評価(Check)、改善(Action)を繰り返すPDCAサイクルをしっかりと回していく伴走者がいることで、自分の力だけで進むよりもはるかに早いスピードで理想のゴールに辿り着くことができます。

それでは、実際に法人顧問FPがどのような継続サポートを提供することができるのか、主なものをご紹介していきたいと思います。

ゴール達成までの進捗状況の確認

ゴールを達成する為には、定期的な進捗のチェックは欠かせません。

最終的なゴールを元に、5年後、3年後、1年後、6ヶ月後、1ヶ月後という形で目標を落とし込んでいき、その進捗を確認していく。

この繰り返しを行うことで、間違いなく自分の理想とするゴールに近づいてくことができます。

なので、法人顧問FPは必ず定期的に進捗の確認を行っています。法人の財務状況はもちろん、個人資産についても確認を行い、重要だと思われるポイントについては都度解説やレクチャーを行っていきます。

この作業を繰り返すことでお金の流れがだんだんと体感で理解できるようになり、さらにこのような副次的な効果も生まれてきます。

  • 経理担当の方も社長と同じレベルでお金の流れを理解し、目標意識を共有できるようになったのでコミュニケーションが取りやすくなり、素早い改善ができるようになった
  • 従業員の給料を上げても大丈夫だという明確な裏付けができるようになったので、実際に給料を上げることができた
  • 余計なお金を払っているポイントが分かり、より多くのお金を会社と個人に残せるようになった
  • 会社の利益を伸ばす為のアイデアが浮かび、実践をすることで業績をさらにアップすることができた

自分だけで進捗状況の確認を行うと、『なんとなく』で終わってしまうことが多いですが、法人顧問FPという伴走者を入れることで程よい緊張感を保つことができるようになり、それが会社の成長の助けになることも少なくありません。

そして何より、今の行動が将来の理想のゴール達成に繋がっていると実感することが、モチベーション維持に繋がり活力を持って仕事に取り組めるようになります。

企業価値の磨き上げ

ゴール達成の為の進捗確認とともに、『対外的に見た会社の財務状況がどうなっているのか』についても定期的な確認を行っていき、より良い状態にするにはどうすれば良いのかについてアドバイスを継続的にしていきます。

対外的に見た財務状況が健全であれば借り入れにも有利に働きますし、将来的に会社を引き継がせたり、売却をする場合にも有利になります。

ただし、過度な節税対策を行ったり、保険の加入や金融商品の購入によってこのバランスが崩れてしまうことがありますので、注意が必要なポイントです。

また、自社株対策が必要な場合は計画の立案と実行のサポートを行いますし、相続税・贈与税の対策についても定期的な確認とサポートを提供していきます。

目標達成意識を共有することができた5年先、10年先のことを考えておかないとこういった対策の話は出てこないのですが、法人顧問FPは長期的な目線を持って伴走を続けていくパートナーです。

『未来のことを考えた時に、何がベストな選択肢なのか』

ということを念頭に、企業価値の磨き上げをサポートしていきます。

必要に応じてセカンドオピニオンの提供

会社の社長は、金融機関や営業マンから様々な提案を受ける立場にあります。

話を聞くと、魅力的な商品や提案に思える場合も多々あると思いますが、気を付けて欲しいことがあります。それは、彼らの目的は「商品を売ること」だと言うことです。

商品を売ることを目的にしているので、その商品の悪い部分を隠したり、他により良い選択肢があっても提案をしてくれることはありません。

なので、その商品が自分に合っているかどうかを自分で判断しなくてはいけないのですが、特に保険や債券などの金融商品については専門知識が必要な為、誤った判断をしてしまう危険があります。

実際に、無駄な節税保険に加入したり、複雑な仕組債を購入したりして何百万円ものお金を無駄にしてしまったり、銀行からの評価が落ちて借り入れが難しくなってしまうケースは多々あります。

そういったことがないように、法人顧問FPはフラットな目線で提案されたものが適切なものかどうかのセカンドオピニオンを提供しています。

何かしらの提案を受けた時に、「本当にこの商品を購入しても大丈夫なのか?」と疑問に思ったら、迷わずに相談をしてください。

何かを売る立場ではない専門家の視点から、その選択が適切なものかどうかや、他により良い選択肢があるかどうかのアドバイスを行っていきます。

法人顧問FPが提供できる価値

以上、法人顧問FPが提供するゴール達成までの継続サポートについて紹介させていただきました。

継続サポートの内容は会社・個人によって変わりますので全てはお伝えできないのですが、上記が中核の部分になります。

法人顧問FPの強みは、会社と個人のゴール設定を理解し、長期的な目線と包括的な視野を持って継続的なサポートができる点です。

既に法人顧問FPをパートナーとして抱えている経営者からは、

「知らないと損をするお金のことを全て把握していて、お金に関する質問をすれば何でも答えてくれる。もしすぐに答えることができない場合でも、他の専門家とのネットワークを活用して答えを導き出してくれるし、1つの専門分野にとらわれずに色々なことを聞くことができるのですごく安心する」

という言葉をいただくこともあり、この点は高く評価されています。

世の中にはまだ認知されていない存在ではありますが、法人財務と個人資産を両輪で考え、複合的な視野でアドバイスができる法人顧問FPをパートナーとして抱えることには大きなメリットがあると考えています。

経営の不安を取り除きながら、会社の財務状況の改善や従業員の給料アップを実現し、理想とする出口戦略の実現をサポートする。

さらに、社長個人や従業員の個人資産を増やしていき、究極的には理想の人生を手に入れるお手伝いをすることができる。

それが、法人顧問FPが提供できる価値になります。

もし興味があれば、法人顧問FPを伴走者として共に歩んでいくことをぜひ考えてみてください。